項番 | 紙 芝 居 名 称 |
---|---|
1 | ポッポちゃんの冒険 |
2 | ゴンちゃんとポッポちゃんのおてがら |
3 | おじいちゃんとおばあちゃんの大切なお金 |
4 | ふしぎな ふしぎな金魚のお菓子 |
5 | ポッポちゃんと赤い風船 |
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①ポッポちゃんの冒険がはじまります。
皆さんと一緒に楽しみましょう。
②お天気がよいのでポッポちゃんは
お母さんに言いました
「お外に出ていい?」
「いいよ、でもね、約束を守れたらね」
と言いました。
「一つは 遠くに行かないこと
二つは あぶないところに行かないこと
三つは 帰りが遅くならないこと」
「いいですか、守れますか?」
「はーい」と言って
ポッポちゃんは飛び出しました。
③お空は青く
とても広く大きいです。
下を見ると山々が緑で
空気をいっぱいすい
ポッポちゃんは羽を
広げていっぱい飛びました
「わー!うれしいな!
うれしいな!」
④たくさん飛んだので少し疲れましたく
「ああー 疲れた あの木の枝で
一休みしよう」
すると前のの木の枝にすずめさんが
止まっていました
「こんにちは」
「はい こんにちは」とあいさつして
すずめさんが言いました
「あの山の方へはゆかないほうがいいよ
いじわるなカラスがいるから
食べられてしまうよ」
ポッポちゃんは「ありがとう」と言うと
また飛び出しました。
⑤しばらく飛んでいくとく
何か遠くの山の方に
黒いものが動いています。
「あれは何だろう」
だんだん近づいてきます。
よく見ると カラス です
「わあたいへんだ」
ポッポちゃんは下の方へ逃げました。
⑥すると黄色が見えました。
よく見ると ヒマワリ さんです。
「はやく! はやく!」
私たちの中にかくれなさい。」
と言ってかくしてくれました。
見るとすぐそばまで
カラスが来ていました。
⑦ヒマワリさんとポッポちゃんは
同じ黄色なので
花の中にかくれていると
カラスは見つけることができず
あきらめて飛んで行ってしまいました。
「ああ よかった」
「良かったね」と
ヒマワリさんが笑って言いました。
⑧ヒマワリさんに
「ありがとう」とお礼を言うと
また、大空へ飛び立ちました。
空は、どこまでも
どこまでもつづいています。
⑨飛び続けたら疲れてきました。
「ああ 疲れた! 一休みしよう!」
ポッポちゃんは
木の枝にとまり、その木には
赤い実がいっぱい
「何の実かな 食べられるかな?」
と思いながら一つ食べてみると
とっても甘くおいしい
たくさん食べた、お腹もいっぱい
「ああおいしかった。」
⑩すると下の方から
声が聞こえてきました。
「ねえ! 私にも少し
その赤い実を落としてよー
お腹ペコペコなの」
ウサギさんが手をふっていました。
ポッポちゃんは
「いいよ」と言うとたくさん
赤い実をおとしてあげました。
⑪ウサギさんは
たくさん食べてお腹がいっぱい
「ありがとう おいしかったよ。」と
嬉しそうです。
⑫そして、ウサギさんは
お礼にと、一緒に遊んでくれました。
お話もしてくれて楽しくて
時間のたつのも忘れ遊びました。
ウサギさんが急に思い出したように
「私 お母さんに頼まれた
買い物があるの忘れた。」
「ごめんね。」と言って走って行き
「さようなら」と
ポッポちゃんは
さみしくなりました。
⑬ひとりになったポッポちゃんは
すこし歩いて
「ここは、どこかな!」
わからなくなり
泣きそうになりました。
周りは少し暗くない
「早く帰らないと
お母さんとの約束だ」と
思うのですが
ここがどこだかわかりません。
⑭困っていると
そこへおまわりさんが
自転車に乗ってやってきました。
「どうしたの、はやく帰りなさい!」
「ぼくのお家がわからなくなったの」と
言うと
「住所はどこかな?」
ポッポちゃんは、いつも
お母さんにおそわった住所を
おまわりさんにに言うと
「わかった! わかった!」と言いながら
つれて行ってくれました。
⑮ポッポちゃんが住所を言えたので
家に帰れることができました。
「おまわりさん ありがとう」
「よかったね これからは
はやく帰ろうね」と言うと
おまわりさんは
自転車で見回りに行きました。
お母さんには、やくそくを守れなくて
ごめんなさいと謝りました。
これで「ポッポちゃんの冒険」は
終わります。
①このお話は、交通安全を
守らなかった自動車事故のお話です。
ゴンちゃんとポッポちゃんは
どんなおてがらをするのでしょうか?
②ある日 ゴンちゃんとポッポちゃんは
仲良くお家の中で遊んでいました。
すると何か外から
「ガシャン
ギャアー!」という音がして
「何だろー」と
ゴンちゃんとポッポちゃんは
飛び出しました。
③すると急にスピードを
あげて走ってゆく軽自動車を
見つけました。
走り去った後に女の子が
倒れているのが見えました。
「いたいよ! いたいよ!」と
泣いています。
「たいへんだ!」
④ポッポちゃんは
救急車を呼びました。
女の子が泣いているところには
自伝者がたおれ
バックもちらかっていました。
「いたいよ! いたいよ!」
「いま救急車よんだから
がんばってね」と
ポッポちゃんが言うと
飛び出していきました。
⑤そして ゴンちゃんに
「あの車 おいかけて!」
と言うと ポッポちゃんは
おまわりさんのところへ
飛びました。
⑥連絡を受けた救急車が来て
女の子を病院に運んでくれました。
怪我の軽いことを願っています。
⑦その時 ポッポちゃんは
おまわりさんのところへ
「たいへんです。交通事故です
女の子がはねられて
車は、逃げていきました。
ゴンちゃんが今、追跡しています。」
「それは、たいへんだ!」
おまわりさんはパトカーで
ポッポちゃんは先導しました。
「こっちだよ! 早く早く」
⑧あとを追っていたゴンちゃんは
車を見失ってしまい
「はあー はあーつかれたよ」
するとそこへ
ポッポちゃんが飛んできました。
「ゴンちゃん! どうしたの」
「車は早いので見失ってしまたよ」
「じゃあ 僕が見つけるよ」と
飛んで あっち こっち と見ていると
⑨ポッポちゃんが見つけました。
ゴンちゃん あそこだよ!
橋の下にあの車が止まっているよ!
速く走って!」と
ポッポちゃんが言うと
ゴンちゃんは
「よし! わかった」と
走り出しました。
⑩その時 パトカーで
おまわりさんも到着
その車に乗っていた人を
つかまえました。
「ごめんなさい! すみません」と
うなだれて謝りました。
「逃げるのはいけないよ
事故を起こすのは、気のゆるみだし
怪我をした人のことも
考えなくちゃ!」
⑪ゴンちゃんとポッポちゃんは
入院した女の子の病院へ
見舞いに行った。
「どうですか お怪我は」
「いたかったですか?」
女の子のけがは、軽かったので
元気にエガをで言いました
「ありがとう
逃げた人つかまえてくれて」
ゴンちゃんとポッポちゃんは
ひと安心しました。
⑫二、三日たって警察の方から
感謝状が届きました
お母さんが
「ゴンちゃんもポッポちゃんも
いいことできたね」
「みなさんに喜んでもらえる
ことが一番だね
これからもがんばってね」
と言いました
「うん これからも頑張るよ!
街の見守りを・・・・」
ゴンちゃんとポッポちゃんは
得意そうに言いました。
①おじいちゃんとおばあちゃんの
大切なお金
そのお金をねらう
わるいやつ
②ある日 おじいちゃんが出かけたあと
一人で留守番をしていた
おばあちゃんのところへ
一本の電話がかかってきました。
「もしもし どなたですか」
「おれ! おれ! 孫のけん太だよ。」
「ああ、けん太ね。」
「どうしたの?」
「あのね、お金落として
今困っているんだ、
大事なお金で人から預かったんだ。」
「いくらなの?」
「二百万だよ、おばあちゃん頼むよ」
③おばあちゃんは急いで
お金をおろしてきました。
「今、すぐ取りに行くからね。
おれ、いけないので友達に
取りに行ってもらうからね」
「うん、いいよ」
おばあさんは、家で待っていました。
④すると、孫の友達という人が
やってきました。
おばあちゃんはその人に
「すみませんね
孫のけん太に渡してくださいな。」
その人は
「じゃあー預かります
必ずけん太君に渡します。」
そう言うと走っていきました
⑤そこへ おじいちゃんが返ってきました。
「ただいま」
「お帰り、どこへ行ったのですか?」と
おばあちゃんが聞くと
おじいちゃんは
「今、けん太と二人で
買い物をしていたんだよ」と
おじいちゃんが言いました。
おばあちゃんはびっくりして
おじいちゃんに話をしました
⑥にせ孫は公園にいました。
「わー!やった うまくだませた。」
「こんなに、かんたんにだませるのか
やめられないなー」
そう言うと にやりと笑いました。
⑦その頃 おじいちゃんとおばあちゃんは
110番に電話し、
おまわりさんがやってきました。
「早くつかまえないと
又、だまされる人が出てくるからね」
「あのね、公園の方へ走っていったよ。」
おまわりさん、
おじいちゃん、おばあちゃんは
いそいで公園にいきました。
⑧公園の中を
あっち、こっちと走って探しました。
すると、おばあちゃんが
「ああ あの人 あの人よ
おじいちゃん」
おじいちゃんは、おまわりさんを
呼びに走りました。
⑨「あー いた!
おまえだな、お年寄りを
だますやつは!」
その男を
おまわりさんは、つかまえました。
⑩ご用とな男は
「すみませんでした
もうしません」と
言うと うなだれていました
おまわりさんは
もっと まじめな仕事をしなさいよ
おまえのお父さんやお母さんのことを
考えてみな、悲しい思いをしているよ。」
「はい! これからは まじめになります。
「ごめんなさい」
そう言うとパトカーに乗っていきました。
⑪おじいちゃんとおばあちゃんは
大切なお金が戻ってほっとしました。
「これからは、
よく考えないといけないよ。」
「気をつけるわ!」
「でも、よかったね、お金が戻って」
二人は、笑顔になりました。
皆さんもだまされないよう
注意して下さいね。
①ふしぎな・ふしぎな金魚のお菓子の
お話です
このお話は、本当にお友達から
いただいたお菓子です。
本物そっくりの金魚のお菓子でした。
お礼に何かをと時にこの絵本を
書いて送りました。
お孫さんたちが大変喜んで
下さったそうです。
私に出来る感謝の気持ちです。
つちだ みなこ
②ある日おばあちゃんは
おともだちから
金魚のお菓子をいただいた。
箱をあけると中には
かわいい金魚さんの
お菓子が入っていました。
本当に生きているようでした。
③今にも動きそうです。
おばあちゃんは
しばらく、じっと見ていました。
「食べるのが もったいないなー」
「でも おいしそう」
「きっと 甘いよなー」
でも食べたくなって、
食べることにしました
④そうだ
かまずに
「ごっくん」とのみこみました。
かまないので甘い菓子の味が
わからないので
一匹、二匹、三匹と のみこんで
金魚はおばあさんのおなかの中へ・・・
⑤なんということでしょう
金魚のお菓子が
おばあちゃんのおなかの
中で動き出しました。
生き返ったみたい!
⑥そしておばあさんの
おなかの中で
大きく育ち
「ピチ、ピチ はねています。
おなかが大きくなって
おばあさんは動けません
横になってばかりです。
⑦ある朝
鼻がむずむずするので
「風邪をひいたかなー」と
思っていると
その時
「はあー ハクション!」
大きなくしゃみが出て
その勢いで
金魚が口から飛び出してきました。
⑧そこでおばあさんは
たらいに水を入れて
金魚をその中へ入れてやりました。
金魚は うれしそうに
「ピチ、ピチはねて
泳いでいます。
⑨そしては
おばあさんの
おなかも小さくなり
金魚は元気で
めでたし
めでたし
①ポッポちゃんと 赤い風船
このお話は
一つの赤い風船が
やさしさとあたたかい気持ちを
つないでいく物語です。
②ある日
ポッポちゃんはお天気が
いいので お母さんに
「お母さん! 遊びに行ってもいい!
「いいよ でもね遠くへは
行っていけないよ!」
「早く帰ってきてね、
そしてあぶないところへも
行ってはだめよ。」
「はーい」と言って飛び出した。
③「そとは いいなー」
「気持ちがいい、空気もいい」
ポッポちゃんは
いっぱい思いっきり飛び回りました。
「ああー つかれた。」
そう言って木の枝にとまりひと休み
枝に止まり前の枝を見ると
赤い風船がひっかかっています。
「なんだろう」
糸の先に白い紙がくくってある。
「そうだ お母さんに見てもらおう。」
④ポッポちゃんは
家の方へ赤い風船を
くわえてもどりました。
「おかあさん! おかあさん!」
「はい1 はい1 なんですか?」
赤い風船の先の白い紙を見せました。
「これは、お手紙だね、
読んであげるから」と言うと
白い紙を広げました。
⑤「この手紙を拾った人は
お友達になってください。
僕は外に出て遊びたいのです。
よろしく。」
と書いてありました。
「きっと、この子は
足が悪いのだと思うよ。」
「お友達になってあげなさいよ
よろこんで下さると思うよ」
お母さんが言い、住所をポッポちゃんに
教えてくれました。
⑥「いってきます!」
「気を付けてね。」
しばらく飛んで行くと
お花畑が見えてきました。
そこには、おじさんが
花を切っていました。
「おじさん!
僕に一本お花をくださいな」
「うん いいよ」と
赤い花をいただいた。
「ありがとうございます。」
ポッポちゃんは口にくわえると
又、飛びました。
⑦教えてもらった住所は
このあたりだと思っていると
目印の風船が上がっていました。
「ああ、ここだね。」
男の子の家に着きました。
なんだかどきどきします。
⑧「こんにちは!」
「ぼくポッポちゃんです。
赤い風船拾ったものです。
お手紙に書いてあったので
お友達になるために来ましたよ。」
男の子は嬉しそうに
「こんにちは! ぼく一郎です。
足をいためてあるけないんです。
よろしく。」
と笑顔で言いました。
⑨お天気がいいので
外に連れていってあげようと
一郎君を車椅子で外に連れ出した
すると とっても嬉しそうです。
「ポッポちゃんぼく外に出たら
元気が出てきたよ。」
「よかったね。」たくさん遊びました。
一郎君が疲れるといけないので
家の中で遊ぶことにしました。
⑩夢中で遊んでいたら
時間が早く経ち
もう 帰る時間になりました。
ポッポちゃんが「また来るからね
今日は、僕も楽しかったよ。」
すると一郎君が
「遊んでくれたお礼に僕が大切に
している笛を、
ポッポちゃんにあげるよ。
と言ってくれました。
「ありがとう 大切にするからね。」
⑪ポッポちゃんは口にくわえると
「ありがとう、又遊ぼうね、
さようなら」
一郎君も何度も何度も
「さようなら」
と手をふっていました。
⑫家に帰るとお母さんに
今日一日のことを話しました
「ポッポちゃんよかったね。
良いお友達が出来て
そして宝物までいただいて、
大切にするのよ」と
お母さんがにこにこして言いました。
「うん、大切にするよ。」
そしてかわいい箱を出してきて
「これに入れておきなさい。
たくさん良いことをして
宝物をふやしてね。」
ポッポちゃんは大きな声で
「はーい」「がんばるよ」
皆さんもどんな小さなことでも
喜んでもらえる ことをしてみませんか。